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東京の家族信託・相続相談窓口 何故生前対策に力を入れてるのか(1)
2018/11/21
私は無料相談会のビラ配りをしてました。
「相続無料相談会を行ってます。相続でお困りごとなどございませんか?」
皆さんビラは受け取っていただけました。そのとき必ずと言っていいほど返ってくる言葉がありました。
「我が家は相続税払うほど財産がないよ」
相続対策=相続税対策
皆さんそう思ってませんか?
財産を持ってない家庭は相続対策は必要ないのでしょうか?
これは間違えです。
相続対策と相続税対策は違います。
ご存知でしょうか?
遺族が遺産分割協議で合意できず、裁判まで言ったケースで、争われた遺産相続額は5千万以下が7割を占めてます。(平成26年度司法統計)
財産を争う人数は3人が一番多いです。平成26年度は相続税の改正前なので、
基礎控除は6000万+1000万×法廷相続人の数になりますので、5000万以下ですと相続税がかかることはありません。
相続税は関係ないのです。
現在の基礎控除は3000万+600万×法廷相続人の数になります。
基礎控除が下がったことで、相続税を支払う人が4%から8%に上がりました。
8%!!少ないと思いませんか。
争う原因に相続税はほとんど関係ないのです。
しかし、財産を持ってない我が家は相続対策する必要性がないと皆さん思い込んでるのです。
何故皆さん相続対策は必要ないと思ってるのでしょうか?